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奄美市IT人材塾IT経営編コース(SOHO事業者支援事業)、ついに終了しました

2007年10月27日(土曜)
7月16日から始まった今年のIT人材塾IT経営編コースが終了した。4ヶ月に及ぶ社会人研修に、一人も脱落することなく終了を迎える事が出来て、ほっとしている。

この研修でも、多くの想いを語ってきた。僕はこのシマで精一杯生きているというメッセージを送り続け、受講生の意欲も日を追うごとに高まり、そして、高まりが最高潮を迎えた日。

最終日。
課題である、事業計画等のプレゼンテーション。

4ヶ月前、人前で話すことに慣れていなかった受講生は、いつの間にか、しっかりと発表できるようになっていた。

内地で開催される物産展でプレゼン技術を駆使したもの。低迷する地域経済のなかで、家族を説得し起業を果たそうとするもの。高齢をものともせず、積極的な事業展開をはかろうとするもの。苦戦が続く中、みずからの努力で業績向上をはかろうとするもの。25歳の若さで市議選へ挑戦するもの。

為せばなる。
どんなことでも、為せばなる。

多くの想いが交錯する中で、研修終了の時が近づいていた。心が揺れ動き、ポロポロと涙を流す受講生も出始めた。



3年前。
僕は新しいチャレンジを始めた。

7万人足らずのこのシマで「奄美でもできる。奄美だからこそできる道がある」と繰り返し、説いてきた。来る日も来る日も、研修に明け暮れた。この3年間で気が付けば、延べ5千人近くの方々へ想いを伝えてきた。

マネーの虎・南原竜樹さんが、この奄美で起業家を精一杯応援してくれた。稲盛和夫先生が、南洲ゆかりのこの奄美で西郷隆盛を語ってくれた。多くの人々の応援を得て、3年を賭けたチャレンジがまもなく終わろうとしている。

この世に生を得ることなく失った我が子。
生まれたら智守(とももり)と名づけるはずだった。

いつか必ず、お父さんが迎えに行くから、それまでは祖父ちゃんと待っていなさい。


将来を夢見、精一杯、今を生きていく。誰が助けるのでもない。みずからの力で人生を掴み取るんだ。思い通りにならない人生なんてない。成功は時間の問題に過ぎない。心から望めば必ず出来る。

奄美でもできる。
奄美だらこそできる道があると信じている。

僕はそう信じている。


研修が終わったこれからが本当のスタートだ。
試練を乗り越え、苦楽をともにし、かならず夢を実現して欲しい。

僕はいつでもここにいる。


受講生のみなさん、長いこと、ほんとうに有難うございました。
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by drmaeda2005 | 2007-10-30 15:59 | 人材育成研修
挑んでいく姿が生きる力を与えてくれるということ

 10月7日。

 10月に入ったというのに、まだ野山からはセミの鳴き声が聞こえる。今日は小学校の運動会だ。時折、奄美特有のスコールが降るものの、強い日差しが、子供たちの晴れ舞台を応援するかのように照り付けている。

 こんな日に仕事をしていると、生きる意味を考えてしまうのだ。


 人生の大勝負を連発した9月。
 振り返ってみれば、あっという間だった。生きとし生けるものが、力の限り、生命を謳歌し、やがて終わりを迎えるように、いま、僕は力の限り、立ち向かっている。

 3年前。
 事業の限界を感じ、また技術者としてのハンディを背負い、打ちひしがれていた。最愛の祖父を亡くした悲しみから、まだ心は癒されてはいなかった。

 でも、あの時。
 僕は想った、願った。

 夢と誇りを持って生きてゆきたい。

 その答えを現実のものにするために、IT企業塾の構想を練った。監督省庁の担当者から手厳しい指摘を何度も繰り返し頂いたけれども、IT企業塾をカタチにするために、粘り強い交渉を続けた。

 あれから3年が過ぎた。
 今年の受講生も、強い意欲を持って研修に臨んでいる。


 稲盛和夫先生とのインタビューで僕がぶつけたもの。稲盛先生が西郷南洲の生き方から掴んだもの。そして、西郷南洲が、この奄美の地で得たもの。

 豊かな自然と素朴な人々の心。これらから導かれるもの。

 故郷。年老いた父母。幼い弟と妹たち。共に時を過ごした友人たち。生かしてくれたもの。

 人を愛すということ。

 敬天愛人。

 泥沼のような苦闘のなかで、明日を夢見て懸命に戦っている若者たち。いま、まさにこの奄美の地で、将来を夢見て、みずからの力で懸命に人生を掴もうとする者たち。

 目を輝かせて学びに参加される、彼ら、彼女らの姿に、僕は本当に力をもらっている。負けてなんかいられない。さあ、これからだ。
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by drmaeda2005 | 2007-10-07 13:58