本日の電子商取引の講習を持って、今年度のIT企業塾の私の講習は終了しました。長いこと、ほんとうにお疲れ様でした。
ネット販売啓発セミナーから数えると、約半年。
講習回数約130回。延べ人数にすると約2700人に対して連日講習を実施しました。社会人が学ぶことの困難さを考えると、参加されたみなさんのご努力には、頭がさがる想いです。
4ヶ月前。
今年のIT企業塾が始まったときを、ふっと思い出します。
IT企業塾 4ヶ月を振り返って
精一杯、努力されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
本日の講習でもお話しましたが、平成17年度・平成18年度と2年間、IT企業塾を実施させて頂いて、私自身、大変勉強になりました。ありがとうございます。参加された、一人ひとりの活躍が、あきらかに、この地域を揺り動かしています。
来年もIT企業塾を実施できた際には、本日お話したような、奄美地域に通信販売が根付く活動を断固、行います。実現にあたって乗り越えるべきハードルは高いものの、問題はいたってシンプルです。
どのような形であれ、一定の売上と利益を確保すること。
そのために、この地域で欠けている部分を経験に裏づけされた知識とノウハウを活用し、依存心を排し、自助・自立の精神で成長していくこと。
今年のIT企業塾が始まって120日。この120日の間で、通信販売をはじめたみなさんは島外商圏との交流の中で数百万円の売上を達成しました。また、限りある島内商圏でも、それぞれが奮闘し、あきらかに業績を向上されています。
この4ヶ月で得たこと
受講生の多くは、これからネット販売の拡充にむけ練りに練ったサイトを構築されていくでしょう。さまざまなミックス戦略を採用し、よりお客様との距離を縮めて頂きたいです。
昨年度・今年度、そして来年度の受講生のうち、猛者と呼ばれる方々が、どれだけ活躍できるか。いまはこの点が楽しみでなりません。
いままでの奄美が食料の供給基地であり、伝統工芸の供給基地であり、人材の供給基地であったとすれば、これからはネット販売を中心とした通信販売を活用し、さまざまな商圏との交流の中で、優れた売り手を輩出していける地域になると信じています。
焦っても仕方がありません。やり続けてきた事の結果が現在です。いま、足りないと分かったものがあれば、これから習得していけば良いのです。ないものねだりをしてもどうにもなりません。だから、歩いていくしかないのでしょう。
いよいよ次の金曜で終了です。
受講生のみなさんのプレゼンテーション、ほんとうに楽しみにしています。
では。